ふっきのサッカーHACK

見た目が人間とゴリラの境目である作者がサッカーについて独自理論でサッカーについてわかりやすく説明するブログ

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ロシアワールドカップ フランスv.s.クロアチア マッチレビューその2

Olá(こんにちは)

熱がさめちゃわないうちにその2を作りました。
その1を読んでいない方は是非読んでください

 

www.soccer-hulk.work

それでは、行きましょー

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なぜかリバプールのアカウントがすごくいい写真を挙げてた・・・

 フランスv.s.クロアチア マッチレビュー

後半を見ていきましょー

後半開始時にフランス選手交代 

エンゾンジin カンテout

準決勝までフル出場してきて、フランスの守備の要であったカンテを交代させるという決断をしたデシャン監督。
結果としてはこの選択が成功するのだが、失敗していたらたたかれていたであろう。
おそらく変えた理由としては

  1. カンテにイエローカードが出ていて、もう一枚出て退場になる可能性の排除
    (カンテのポジションとして相手を潰さないといけないのでカードがでやすい)
  2. モドリッチに対してマンマークをしていたが、あまり効果的でなかった。さらに、クロスを入れてくる先方に対しては背丈が足りていなかった

の2点だと思われます。
この2点に関してはエンゾンジを入れることで、中盤でのつぶしを続けることができて、背が高いエンゾンジによってハイボールに対する守備の枚数を増やすことができたので解決できました。

後半14分 フランス追加点!ポグバの左足炸裂!

この得点は自陣のスローインから始まりました。
ゴールシーンのちょっと前から見るとすごさがよりわかります。

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 赤線のように、スローインからヘディングでダイレクトでボールをつないでいきます。
ここで、クロアチアよりも背の高さが高いフランスが競り勝っています。
このどこか一つでも競り勝てていれば得点にならなかったので悔やまれるところです。

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 このダイレクトパスは5回続きます。
5回目のポグバがダイレクトでエムバペに向けてスルーパスを送りました。
このスルーパススピード、コースともに完璧で、クロアチアには止めることができなかったです。

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この位置に一発で渡せるのは、テクニックと大臀筋の大きさがあってのことであってポグバだからできたことですね。
残念ながら、日本人の骨格的にできる技ではないと思います。
ただ、このボールはパッと見はDFの方が早く追いつきそうなのにエムバペの方が先に触るというスピードも異常ですよね。
やはり、ポグバとエムバペという稀有な才能の二人だからできたパス交換でした。

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そのあとは、エムバペがゴールラインぎりぎりまで持ち込んで、マイナスへクロスを入れたボールをグリーズマンがポグバへ落としました。
そのボールをシュートしたのですが、一度ははじかれました。
それを、しっかりもう一度打ち直したのがゴールへとつながりました。

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このシュートは赤線の方向へ打つと考えられる足の動かし方をしているため、GKが逆を突かれました。
実際は青線の方向へシュートを放ったため、GKは動けずシュートが決まったというわけです。
シュートまでの流れも完ぺきでしたし、シュート自体も完ぺきでした。

後半20分 フランス追加点!エムバペが勝負を決めるミドルシュート

この得点は完全にエムバペがすごすぎた、の一言に尽きます。
なぜなら、クロアチアは大きなミスをしていないからです。

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エムバペにパスが入る前の写真です。
このシーンではクロアチアがしっかりとラインをそろえて、ボール保持者のプレッシャーも行っていて、ほぼ理想の守備ができています。
このあと、左サイドを突破されるのですがこの守備陣形であればふつうは問題なく対応できます。

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赤線のようにパスが入ります。
この距離であれば無理してつめなくて良い判断したのでしょう。
クロアチアのDFはあえて詰めませんでした。
ただ、その判断が唯一の失敗でした。
この時、青線のように詰めてボールを持たせなければ得点にはならなかったです。
この辺の対応が上手なのがセルヒオラモスですよね
(よくつぶしているイメージがついてるから悪い奴に思われがち)
結果として、ボールを持たれてしまったのでどうしようもなかったです。
エムバペは、
①詰めてこられたらドリブルで抜く
②詰めてこなければシュートを打つ(今回の場合)

(この場面を見るまでここまでシュートがうまいとは知らなかった)
③詰めてこなければパスをする
の3つの選択肢をもてるからです。
超一流の選手ほどいくつもの選択肢を頭の中で持っていて、もっとも最善手を選ぶといわれます。
エムバペも超一流の選手であったということが明らかになりました。

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DFの目線で見ても右側に打つようなボールの置き方をしていて、

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GKの目線で見ても、右側(GKからしたら左側)に打つように見える。
ここから、逆をついて左側にシュートを打つ。
おそらく右側にボールを置いた時点ではどちらに打つかを決めておらず、DFとGKの動きを見たうえで左側に蹴ったと思います。
エムバペにはそれくらいの時間がありました。
(やはりエムバペのレベルになるとゆっくりと打たせる時間を与えてはいけない)

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とはいえ、あの置き方から左へきっちりと打ち切るのはすごすぎる。
体幹がしっかりしていて、腰が回るという天性の才能を感じます。
(DFは完全に裏を取られていますね。GKも同様に)

後半24分 クロアチア得点!ロリスがマンジュキッチのプレッシャーに対してミス

フランスが勝ったからおとがめなしで済んでいますが、これをきっかけに逆転されたとしたら戦犯扱いされるミスですね。

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おそらくマンジュキッチが青線で走ってくると読んで、赤線に切り返してかわそうと考えたのでしょう。
(足元に自信のあるロリスらしい・・・)

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ただ、そこを完全に読まれて足を残されていてボールに触られてしまう。
足元の上手なGKにはあるあるな失点ですが、勝っているこの場面ではセーフティに蹴りだせばよかったのではと思います。
勝って一番ほっとしているのはロリスかもしれないですね。

このあとは、クロアチアに勢いがでるかなと思いましたが勢いは出ず試合終了となりました。
やはり疲労が見えた感じがしました。
完全に条件をイーブンにして戦ったらどうだったのかがすごく気になるところですが、結局エムバペやポグバのゴールを見るにフランスの方がやはり格上なので結局は勝つのではと思います。

 

長いようで短かったロシアワールドカップがフランスの優勝で幕を閉じました。
ただ、ワールドカップが終わったらサッカーの熱が終わると思っているあなた。
それは間違いです!!
次はシーズンが始まるまでの移籍市場に注目です。
このワールドカップを通して活躍した選手がどこに行くのかが気になりませんか?
また、Jリーグも見逃せません。
イニエスタトーレスがJリーグに出てくるのに見ないわけにはいきませんよね。
これからは、移籍関連やJリーグについて取り上げようと思います。
また、日本代表の監督や選手についても見ていきます。
これからもぜひよろしくお願いいたします。


それでは
Até mais (アテ マイス) (ポルトガルで「またね」)
 
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ちょっと紹介(PR)

作者はプロフィールにあるように最初からサッカーが好きではありませんでした
むしろサッカーを含む球技が嫌いでした
好きになったきっかけとしてフットサルを始めたことだと書いてありますが、
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