ふっきのサッカーHACK

見た目が人間とゴリラの境目である作者がサッカーについて独自理論でサッカーについてわかりやすく説明するブログ

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サッカー日本代表 パラグアイ戦の結果を喜んではいけない理由

Olá(こんにちは)

 

今回は昨日行われたワールドカップ前哨戦であるサッカー日本代表v.s.サッカーパラグアイ代表のマッチレビューをします。最後に、作者はこの結果を喜んではいけないと考えているのでその理由について書きます!野生のゴリラのように周りに感化されず思ったことをバンバン書きますよー!

 

 

サッカー日本代表 v.s. サッカーパラグアイ代表戦 マッチレビュー

 

スタメン

 

サッカー日本代表

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フォーメーション:4-5-1もしくは4-1-4-1

 

スイス戦とフォーメーションは同じですが、スタメンが10人も入れ替えました。前回大会のザッケローニ監督(嫌いではないけど・・・)は選手がほぼ固定だったので、そういう意味ではスタメンを変えることでフラットに選手を見れているのかなって思いました。(まあこの時期に試している時点で察し・・・なんですけどね)ただ、スイス戦と唯一かぶっているのが酒井高徳選手だったのは微妙かなと。逆サイドを試してみたかったんでしょうけどこのタイミングで試すことじゃないですよね。キャプテンマークを山口蛍選手が巻いているのも違和感ありました。この時期に代表でキャプテンをほとんどやっていない山口にやらすのとか意味ないなって思い、普通にサイドバックには酒井宏樹選手にして、長谷部誠選手を出してほしかったなと思います。

 

サッカーパラグアイ代表

フォーメーション:4-2-3-1

 

パラグアイ代表は南アフリカワールドカップのベスト16で対戦しました。その時は敗戦し、ベスト8を逃したことをはっきりと覚えています。強さとしても日本よりは確実に格上です。実際に、ロシアワールドカップ南米予選では出場資格獲得まで1勝足らずというかなり惜しいところまでいっていました。(ブラジル、コロンビア、アルゼンチン、コロンビアが勝ち抜け、チリですら敗退という厳しい中で7位は相当)

 

マッチレビュー

 

www.youtube.com

さっそく試合の振り返りをしていきましょう

 

前半31分 パラグアイ得点(動画0:00~)

 

相手のシュートがよかったというのはあります。ただ、もっと体を寄せたりと工夫できたことはあるんではないかなとも思います。昨日、ツイッターでもつぶやきましたがブッフォンなど世界レベルのキーパーなら止めれたでしょうけど、川島選手でも止めることはできないのでしょうがないと作者は見ています。

 

こういうつぶやきを日々しています。良ければフォローよろしくお願いします。

 

後半5分 日本得点。同点に追いつく(昌子→香川→乾)(動画1:30~)

 

西野監督体制初のサッカー日本代表得点です。昌子選手の持ち上がりが起点となり、香川が良い落しから乾のドリブルからのシュートはかなりきれいなゴールだったと思います。やはりドリブル突破が必要だということが見えたシーンでした。(乾選手しかいないのが本当に悲しい。中島選手や堂安選手がいたらもっとオプションが増えて得点パターンが増えたのに涙

 

後半17分 日本追加点。(武藤→香川→乾)(動画2:40~)

 

得点に絡んだのはこの三人といえますが、その前のボールを奪うまでもよかったですね。全体的にプレスをかけて相手のミスを誘っていました。攻撃もシンプルでショートカウンターの見本のような得点でした。(ハリルのやりたかったプレーが出ていて感慨深い)シュートは若干パワー不足を感じたので、本選だと入らないかもしれませんが形はよかったです。

 

後半31分 日本追加点(柴崎のFKからオウンゴール

 

柴崎岳選手はFKの精度が高いですね。前半にも直接FKでバーに直撃させた惜しいシーンを作っていました。このシーンのキックはDFの対応しにくい位置に落としていました。GKとDFの間にボールを落とされると後ろに相手がいるか判断ができない時はクリアをするのが一般的なため、ボールを触るしかないんですよね。だから、オウンゴールとはいえ相手DFを責められないです。むしろ、柴崎選手の得点といっても過言ではないでしょう。

 

後半44分 パラグアイ追加点 (FKのこぼれ球をミドルシュート)(動画5:48~)

 

FKからの失点です。ガーナ戦やスイス戦でもそうでしたが、ファウルからの失点が多いですよね。ゴール前のファウルを減らすか、守備の見直しが急務です。この場面でいうと、西野監督も言及していましたが宇佐美選手の寄せが遅く甘いです。あそこでもう一歩出れていればクリアできていたと思います。宇佐美選手は走り足りない!(ガンバ大阪時代からずっと言われていることだからいい加減走るようになってほしい。シュートはうまいけど、メッシ程じゃないんだから!)

 

後半45分+アディショナルタイム 日本追加点 (大迫→香川)

 

香川選手に待望の得点が生まれました。大迫選手の落しもよかったですし、香川選手も落ち着いてダブルタッチをして相手をかわしていたのはさすがですね。もともとシュート前の落ち着きは超一流なのでこういうシーンを量産してほしい!(ドルトムントの2011-2012シーズンくらいの活躍をしてほしい。)

 

結果としては、4-2と日本の圧勝。ロシアワールドカップ前に初勝利をつかみ、雰囲気良く本選に望めるでしょう。

 

 

 

って思ってるなら本番全敗確定だ!と大きい声で言いたい。

 

この勝利を喜んではいけない理由

コロンビア想定の相手がパラグアイという疑問

先ほど述べたようにパラグアイは弱くないです。むしろ日本と比べたら十分つよいです。ただ、コロンビア想定の相手としては不適切でしょう。スーパースターを要するチームでもなく、攻撃的なチームでないパラグアイとうまくやっても、ハメスやファルカオを要する攻撃的サッカーのチームを倒せるの?って話です。ポゼッションの視点からもはっきりといえます。昨日のパラグアイ戦では数字を手に入れられませんでしたが、ポゼッション率は日本が優勢でした。(体感70%近いのでは)一方で、ブラジルワールドカップのコロンビア戦での日本のポゼッションは55%でした。優勢という意味では近いですが、パラグアイ戦は“ボールを持っていた”で、“コロンビア戦はボールを持たされていた”なんですよね。つまり、戦い方がパラグアイ戦では先手だったのに、コロンビア戦では後手になる可能性が高いのです。はたして適切な相手だったのでしょうか?

 

スタメンが変わりすぎでかつ、相手のレベルも違いすぎて比較ができない

比較検証できるのは条件を一つ変えたときだけですよね(中学校の理科で対照実験とか習っているはず・・・)そのため、スイス戦とパラグアイ戦では相手のレベルが違いすぎるためスタメンは少なくとも半分は固定したうえで対戦をしないと何が良くて勝てたのかわからないですよね。もしここまでスタメンを変えるのであれば、スイスレベルのチームでやらないといけません。つまり、勝ったけどなんで勝ったの?って聞かれるとたぶん答えられないってことですね。

 

以上の理由から、勝ったからといって喜べないですよね。むしろ迷走する気しかしません。改めて冷静に選手をフラットに評価をしてスタメンを組んでほしいです。(理想はスイス戦とパラグアイ戦の折衷案→正直ベストとは言わないけど、下手にどちらかに寄せるよりはよさそう)まあ個人的には、香川選手と乾選手、柴崎選手のクオリティは高かったので出してほしいですね。これで本田選手、宇佐美選手が出てきたら忖度しているって認めているようなもんでしょ。

 

 

それでは

Até mais (アテ マイス) (ポルトガルで「またね」)

 

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